【下関店】本を読む(゜-゜)


『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』、いわゆる『ビリギャル!!』を遅ればせながら読ませていただきました!(^^)!

映画館で見て面白い!!とは思っていたのですが、実際に坪田先生の講義を受ける機会があり改めて興味がわいたのです。

内容によっては涙する場面もあり、笑いあり涙ありで楽しく読む事ができました。

登場人物の「さやかちゃん」は、塾に通い始めて慶應義塾大学に合格するまでの約1年半、この本の著者で塾講師でもある「坪田先生」をはじめ、さやかちゃんのお母さんである「ああちゃん」やお父さん、弟や妹、学校や塾のクラスメイト、学校の先生など、多くの人の支えや関わりの中からたくさんのものを吸収し行動にうつしています。本を読むにつれてわかってきましたが、「さやかちゃん」の良い意味で素直で好奇心があって外見からは想像がつかない内面の冷静さや、気持ちの切り替えが即座にできるポジティブな性格に感心しました。

そんな「さやかちゃん」の特性を上手く引き出してこられた坪田先生の指導方法には社会人として、家庭で子をもつ親として学ぶべきものがたくさんありました(^_^;)

巻末にある「さやかちゃんからの手紙」の、受験勉強を始めたきっかけについて書かれた内容の中に次のような文章がありました。

『坪田先生は、私を肯定してくれた先生でした。私を見た瞬間、顔をしかめる大人とは少し違いました。私のことをよく褒めました。よく笑ってきました。そしていろんな話をしてくれたし、私の話を真剣にきいてくれました。』

それが大切なことだとわかっていても社会人として親として、実際にはほとんどできていない自分自身を振り返る事ができました。

自分が相手にしてほしい事やそうされるとうれしい事が、立場が変わるとできなくなるのはどうしてでしょうね…(T_T)

『ダメな人間なんていないんです。ただ、ダメな指導者がいるだけなんです。』

著者のこの言葉が、私の心に突き刺さっています。

一人ひとりの知識や意欲といった力を引き出してやる気になる職場環境、私の場合は家庭環境づくりができるようにしていきたいと思いました(^_^)
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三宅 友紀

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