104日(金)の講座、テーマは「夏の疲れのお灸」でした。


胃腸を整えるツボの大稜(だりょう)、

肌荒れに血のめぐりをよくしてくれる曲池(きょくち)のお灸を紹介しました。


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おまけの東洋医学のお話は日本最古の歴史書『古事記』にでてくる薬の話です。

有名な“因幡の白兎”の話に、皮を剥がれた兎が、大国主命から「体を真水で洗って、蒲(がま)穂を傷にすり込めば元の通りになる」と教えられるはなしがあります。

実際に、傷のあるところは清潔にすることは大切です。

そして、蒲の穂には止血や傷の治癒などを促進する成分があるそうです。


「神話なんて作り話ではないか」と思われる方がいるかも知れませんが、医学的な知識が古代の日本にあったことを、この話から読み取れると、教室の皆さんも納得の時間となりました。


11月のテーマは「冷え性のお灸」です。おまけの東洋医学のお話もお楽しみに。



11月冷え性のお灸

12月風邪予防のお灸




講師:高村 英子


【カルチャースクール】

ハウスドクター山口(下関店)

TEL:083-263-2800