下関市市内で、便座が暖まらなくなって、冷たくて・・と言うご相談をいただきました。
まずは、メーカーに問い合わせをして修理可能かを調べました。以前のメーカー修理履歴があり、部品供給が修了の為、修理不可との事でした。交換が必要となりました。この際だからという事で、便器部分も、節水、キレイが長続きする商品へと交換することとなりました。
ここまでは良くある話で、皆さん、同じような理由での交換が多くあります。
早急に発注をし、工事日を迎えました。
いつも通りに、古い便器を取外し、軽トラックへ積込しようとした時、おばあちゃんが『ちょっとそこに置いて!』何か、付けているものがあるのかと思って、言われてまま置いておきました。
すると、おばあちゃん、廃棄する便器を、きれいに洗い始めたのです。
『今までありがとう~ね』と声をかけながら、日頃は清掃できない所まで、キレイに洗われていました。
それぞれの物には役割があり、働きがあります。大切に扱う事で、本来の力を存分に発揮し、私たちの生活に役立ってくれます。
『大切に扱う』とは・・と考えさせられました。物事の後片付けや後始末は物の命を生かす出発点なのだと思いました。
後始末をしっかりして、物を大切に扱おうと思いました。