下関体育館に行ったことがありますか?


山口県下関市向洋町に1963年、構造家の坪井善勝氏の設計で建設された下関市体育館。
今年で竣工60年を迎えますが、2024年新総合体育館が完成後、解体されることが決まっています。

坪井善勝氏は、モダニズム建築で有名な国立代々木競技場の構造設計もされた方で、シェル構造研究の第一人者です。

構造設計作品はたくさんありますが、意匠設計作品は佐世保にある弓張岳展望台とこの下関市体育館だけなのです。


この下関体育館の形状は、3つの屋根面によって構成されています。


 上部屋根。頂部を少し切り取った二等辺三角形。

下関体育館の上空写真

②建物前面。スパン43m、高さ28mの合掌登り梁。

下関体育館の外観写真
③建物背面。スパン43m、高さ14mの矩形ラーメン構造。
下関体育館の外観側面
下関体育館の外観側面3
下関体育館の外観側面2

それと地面との間を2つの側面屋根が繋いでいます。

60年たっても斬新さを保つデザイン。ザハ・ハディッドの先駆けにも思えます・・・

 

この建物のように山口県には、素晴らしい建物がたくさんあります。


こんな素敵な建物を見ました!ここを取り入れたいな・・・とか、

こんな内装にしたいな・・・等、思い描くものがありましたら、是非、ハウスドクター山口にご相談下さい。

体育館は造れませんが・・・、思い描くものを一緒に実現させていきましょう!!

 


Instagram

■ハウスドクター山口
■山口店
■宇部店