山口市で工場の防火扉設置工事


今回ご紹介させていただきますのは、工場のボイラー機器取替に伴う、防火扉の取替工事です。

ボイラー室と加工場を繋ぐ扉が、アルミドアでした。
住宅では特に問題ないのですが、用途や場所によっては使用出来ない事もあります。
IMG_0527-e1621217550768
IMG_0526-e1621217528819
取替の為の現地調査中です。
取替の方法としては、カバー工法と既存撤去して新規を取付と2通りの方法があります。
カバー工法の場合は既存の枠を残して、その内側に新規枠を納める関係上で少し開口寸法が小さくなります。

今回の工事ではその辺りが、会社様の作業に支障をきたしそうでしたので、解体して新規取付にての工法にて工事です。
納期は住宅用サッシと違い約2週間は納期が掛かります。


工事開始です。

シート等を使用して今から養生していきます。
特に加工場は食品を作っていますので、虫、ホコリ等が入らないように完全に目張りします。
IMG_3289-e1621219639576
IMG_3286-e1621219704895
また工事周辺の荷物を移動して、作業スペースの確保をしていきます。


奥に見えるのが目張りした養生です。
既存のアルミドアを解体して、今から新しい防火扉の取付です。
(解体写真が無くてすいません・・・・

新しい扉の枠を開口に仮止めしています。
IMG_3294-e1621220172197
IMG_3295-e1621220326186
緑色の線が見えています、レーザーにて水平、垂直を確認して木のクサビにて固定していきます。
新築と違い、リフォームの際は既存の壁、床のレベルが悪いこともあり注意です。


枠固定を完了してから、溶接による取付作業です。
火を使う作業の為に、周囲の飛散に注意しながらの作業です。
IMG_3299-e1621231568808
IMG_3301-e1621231610445
溶接作業完了です。
火災防止の為に溶接部に水を散布しています。


取付けた枠と周囲との隙間にモルタルを詰めていきます。
見えにくいですが充填器具を用いてモルタルを押し込んでいきます。
IMG_3469-e1621233362478
IMG_4253-e1621233442124
土間もモルタル充填します。
敷居と既存床と段差が付かないように仕上げています。


最後の工事で塗装工事です。

扉と取り合いの壁を塗装していきます。
下塗りをして上塗り2回の工程です。
食品の加工場なので、塗料も水性の低臭性の物を使用しています。
IMG_3683-e1621234452468
IMG_3794-e1621234492170
上塗り塗装完了です。

これですべての工事が完了です。
工場の稼働に合わせての3週間にわたる工事でした。
また消防署の検査も無事に終わり安心しました。


防火扉、ビル用サッシの工事もハウスドクター山口までご相談ください。