雨樋 1
雨樋 2
原因は雨樋と確信しました。 以前、リフォームをして頂きましたお客様から、ユニットバスの換気口から水が垂れてくるので見て欲しいとの依頼が有り現調に伺いました。
浴室換気口カバーを見て見ると薄っすらと水が溜まってその水が垂れていました。 浴室の蒸気では少しは溜まるとは思いますがポタポタと垂れる事は無く、 天井カバーから裏を確認した所、屋根裏から雨漏りの跡が有り鈑金屋根を確認する事になりました。
屋根を確認した所、瓦棒(板金屋根)に穴が開いていたのが原因で、換気口からの水が垂れてる様になっていました。
原因は、写真を見て貰うと板金の色が変わっている所で、 雨樋が外れて無くなっている為、通常より数十倍の雨水が流れ板金の腐食が酷くなり穴が開いたと思われます。
当然ながら、上からの雨漏りの為、下側の軒天ベニアも剥がれていました。 昔はよく軒天にベニアを張って今したが、今は、ケイカル板を張り塗装仕上げとなります。
雨樋 4
雨樋 5
今回は、カバー工法での作業となりました。 使う板はガルバニウム鋼板と、ステンレス板が有り耐久性.使用量で、ステンレス板使用と同時に雨樋も修繕しました。
before
雨樋 3
horizontal
after
雨樋 6
軒天のケイカル板は増し張り(下地を剝がさずその上から張る方法)で剥ぐ手間.処分費を省く事が出来安価で修繕出来ます。 自宅で、もし樋が割れていたり、外れていたりしたら点検されるか、ハウスドクターに連絡して下さい。 樋は、高い所に付いていて目に付きにくい事もあるので、たまには雨の日に様子を見る事もお勧めします。