10月28日(日)
「第8回関門地景観ウォッチング&セミナー」に参加してきました。
と、いっても受付・弁当配り等裏方担当ですが。。。
平成13年10月、下関市と北九州市は、「関門景観条例」を制定しました。
昨年、10年という節目の年を迎え、これを記念して(社)山口県建築士会下関支部と(社)福岡県建築士会北九州支部が「五感で感じる関門景観」を広く募集し、「五感で感じる関門景観・10選」を決定しました。
火の山、壇ノ浦、唐戸魚市場、唐戸周辺、関門トンネル、門司港駅等々。
今年は、「その場所をみんなで視察し、議論を深め、さらに魅力あるものに高めよう」という主旨で、AM8:50から一般市民・大学生・景観まちづくり団体・建築士・有識者・行政の担当者等、80名が門司側と下関側とに分かれてウォッチング。
午後は、唐戸魚市場の会議室で、PM17:30までワークショップ(セミナー)開催。
10グループに分かれ、和気あいあいながらも熱い思いを述べていただきました。


性別、故郷、年齢、境遇もバラバラ。
そのため、気づきも、驚いた箇所もまちまち。
「これが気になった。」「ここがよかった。」と他の人の話を聞くと、
「へぇ、そんな見方があるんだ。」と、新たな発見や感動がそれぞれにあったようです。
車からは見慣れている景色も、実際にその場に立ち五感を働かせると、
その時の天気や時間、風や匂いで、その度違った感じ方をします。
一瞬一瞬が、その時にしか見られない景観です。
普段生活している街も、旅行者気分で探索してみると、
面白い発見がかなりあったようです。
最後に、その10選から一人が二箇所を選び、自分の思いを描いた紙を
貼っていただきました。


紙が一枚もないところやたくさん貼ってあるところと様々。
人の思いは、人の数ほど違うんですね。
人の心って、不思議ですね。。。
■堀野 恵子
■ハウスドクター下関 083-263-2700