寒い、冷たいを解消!断熱性能を高めて快適に!

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寒い浴室
下関市在住、T様邸。新築から27年経過したこともあり各所に劣化が見られるようになり、冬のお風呂の寒さが一段と厳しく感じるようになって、『ヒートショック』って言葉も良く耳にするので、心配・・・という相談依頼を頂きました。
T様邸の浴室は、27年前の建物ですが、浴室はユニットバスでした。しかし、寒さに対する対策は、まだ、されていない仕様のお風呂でした。在来工法と呼ばれる磁器タイルを張った浴室に比べると冷たさは感じにくいかもしれませんが、壁、床の構造材は薄く、床下の風が壁の裏側を吹き抜け、壁、床は常に冷たい状況だったと思われます。
horizontal
after
LIXIL アライズ
完成した浴室、最新のシステムバスは、天井、壁、床には断熱材が張られており、浴槽は高断熱浴槽と呼ばれる冷めにくい仕様となっています。また、換気乾燥暖房機も設置したので、入浴前に浴室を暖める事ができます。
T様邸の御主人様のこだわりで、浴槽の選定には時間を掛けました。メーカーのショールームを廻り、実際に浴槽の入り、入り心地を何度も確認し、決定しました。一日の疲れを癒す、最高のお風呂が完成しました。
YKK エピソード
今回は断熱性能の向上を重視しました。
既存の浴室の窓は、ルーバー窓と言われる、4㎜のガラスの板がルーバーとして、開閉する窓でした。この窓は、防犯性も低く、ガラスを重ねて閉めるという構造の為、寒い冬には隙間風が吹き込んでくるという窓でした。多くの住宅で、浴室、洗面脱衣室、キッチン等で使われていた窓です。
窓の断熱改修、内窓の設置、ガラスの交換等の選択しもありますが、今回は、より高い性能向上を目指し、断熱窓へカバー工法という、既存の窓の内に、新しいサッシを設置する方法としました。窓についても、YKKのエピソードというシリーズを選定し、外側はアルミ製、内部浴室側は、樹脂製という、高断熱、高気密に配慮した製品としました。これで、窓からの冷気はシャットダウン!できました。
また、このYKKのエピソードは、外側と内側の色を変える事ができます。写真ではわかりにくいかもしれませんが、外部の面格子は、ブロンズ色、内部の浴室側はホワイト色とする事ができ、外観の廻りの窓との違和感がなく、内部は、ホワイト色ですっきりと見せる事ができました。

断熱彩風勝手口
更に、今回は、洗面脱衣室にも、ヒートショック、断熱性能向上の工事をしました。洗面脱衣室の天井、外壁面壁、床に断熱材を充填しました。既存の勝手口ドアも、浴室同様に、カバー工法にて、断熱、気密性能の高く、換気の為に、ドアを閉めた状態で開閉もできるタイプの勝手口としました。
ただ、まだこれでは、隣室の温かいリビングから、洗面脱衣室で脱衣し、お風呂への動線の中で、洗面脱衣室が一番寒い部屋となってしまいます。温度差が血圧の上昇を招く為、温度差の軽減が必要です。洗面脱衣室に壁掛けの暖房機を設置しました。これで、浴室からリビングの動線の温度差を最小限にする事ができます。ちなみに、壁欠けの暖房機は夏は、扇風機のように使用する事も可能です。

尚、今回の工事において、補助金を15万円取得することができました!

長く健やかに暮らせる、快適で、健康な、暮らしの実現のご相談は、ハスドクター山口へ。

この工事に関するお問い合わせは、0120-61-5700